健康

身近な日用品の経皮毒に注意!知らないうちに起きる化学物質の吸収

ご来訪頂きまして誠にありがとうございます。夕凪と申します。

デマ扱いされる「経皮毒」

「医学的じゃない」「科学的じゃない」と言われますが、貼り薬なども存在しますよね?(痛み止めとか)

なぜ存在するのか?皮膚からもちゃんとそういう物が吸収されるということを利用しているのでは?

製薬会社のホームページなどでも、皮膚の吸収率のどこが高いとか低いとか出ている。それは経皮毒が存在しているのを認めていると同じことではないでしょうか?

しかし製品業者の都合でそんなものは無いと言ったり、信じたくない人がとにかくデマ扱いしているのではないか?なので「経皮毒は存在するのは当たり前」という前提でいた方がよいと思います。

いきなりですが…

  1. 持続あるいは繰り返すような頭痛がある。
  2. 筋肉痛あるいは筋肉の不快感がある。
  3. 持続する倦怠感、疲労感がある。
  4. 関節痛で悩んでいる。
  5. のどの痛みが度々出る。
  6. 微熱になりやすい。
  7. 下痢、腹痛、便秘持ち。
  8. 集中力、思考力の低下を感じる。
  9. 興奮しがち、精神不安定、不眠症である。
  10. 皮膚の痒み、感覚異常がある。
  11. 月経過多、酷い生理痛などの異常。
  12. 強い光で目が痛んだり、たまに視界の一部が見えなくなる。

このチェックリストは化学物質過敏症の診断をする際の基準で、イエスが1つでもある、もしくは多ければ多いほど化学物質過敏症の疑いが高くなっています。

しかしこれらの症状が出ている人にたとえ化学物質過敏症の疑いがあったとしても、お医者さんたちの間でも未だに認知度が低い為、まさか自分がこの病だと気付いていない人が異常に多いのが問題です。

日本人はたった1年で90万人も減少する民族となってしまいました。

農薬、添加物、遺伝子組み換え、ゲノム編集、PFAS、さらにワクチンを筆頭に暴走するあらゆる過剰医療など、日本人が減り続けている理由を上げればキリがありません。これらの因子を排除するのは重要事項であり変えて行かなければなりません。

今回は意外と見落とされがちな化学物質過敏症つまり「経皮毒」に関してお話させて頂きます。

日本人を蝕む経皮毒

「香害」などと言われることもありますが、シャンプー、リンス、歯磨き粉、洗剤、殺虫剤、酸化防止剤、それから我々が日々着ている服や下着などの衣類に至るまで、これらの生活用品には実に様々な化学物質が配合されています。

これらの化学物質には発がん性やホルモンバランスを崩す作用があったり、体質によってはアレルギーを引き起こすことが確認されているものも実に多くあります。しかしこういった生活用品の場合、食べ物と比べると気にかけている人が少ないのが現状です。食べる物ではない、大した量、濃度ではないから問題ないと考えてしまいがちな為、日本では有害な化学物質の経皮吸収の恐ろしさがあまりにも認知されていません。

化学物質を吸収しやすい体の部位

腕の内側から吸収される経皮毒を「1」とした場合

  • 手のひら=0.8倍
  • 頭=3.5倍
  • 脇の下=3.6倍
  • 額=6倍
  • アゴ=13倍
  • 性器=42倍

性器の吸収率が異常に高い。ぜひ下着や生理用品には気を付けて頂きたい。

有害な化学物質の一部は皮下組織に埋め込まれ、血液の流れにのって徐々に全身をめぐり長期間にわたって我々の体に滞在し続けます。つまり経皮毒は代謝にものすごく時間がかかる。従って毎日使っている生活用品の中に有害な化学物質が含まれているとしたら、これらの物質は排泄よりも早いペースで毎日着実に皆さんの体に蓄積してしまい気付いた時には癌になっている。なんて可能性もあるのです。

最初は何の問題も異変も起きないかもしれません。しかし徐々にではあっても確実に限界値に近づいていきます。

花粉症の嘘

よくメディアにでる医者やアカデミズムの関係者は、花粉症やアトピー性皮膚炎などを発症するしないは遺伝の関係であるといった大嘘を垂れ流しています。じゃあなぜ近年になって突然30代から40代になって突如として花粉症やアトピーになったという人が増加しているのか?

現在花粉症に関しては程度の差こそあれ、日本人の3人に1人が花粉症と言われています。ではなぜ1950年以前の日本は花粉症患者がいなかったのでしょうか?遺伝的要因であるならば1950年以前の日本人も花粉症だらけだったはずです。

この原因は紛れもなく遺伝子云々の話ではなく、食事の乱れ腸の乱れまたは生活習慣が原因です。

そして体内に蓄積した経皮毒の影響で免疫機能が低下した因子も大いにあるということを理解しなければなりません。

経皮毒のリスクがある合成界面活性剤の基礎知識

日本の生活用品に使用されている化学物質の数はなんと20万種類ともいわれています。そして化学物質は直接肌に触れていなくても空気を介して鼻の粘膜などに付着し微量ながら体に取り込まれるという厄介な存在です。

「香害」に悩まれている方も年々増えています。老若男女問わずこれらには気を付けていかなければなりませんが、統計データによると女性患者の割合が圧倒的に多く、生活用品を使う機会の多い女性、特に専業主婦の方などは注意して頂きたい。

皆さんが日頃感じている「何となく不調」もしくは「深刻な不調」は毎日使っている生活用品に原因があるかもしれないということを覚えておくと、意外なところからの不調の原因発見につながるかもしれません。

経皮毒の場合1番気を付けるべきは「合成界面活性剤」

この合成界面活性剤というのは水と油を混ぜる為に使うのですが、これが皮膚のバリアを壊す。化粧品もそうだしシャンプー、リンスなどでも汚れ落ちを促進させる為このような強力な物質を使っているということになるのですが、これは人体障害性も高いし自然破壊性も高い。合成界面活性剤は下水に流れて行ったらそのままずっと残ります。

普通の水槽に合成界面活性剤を入れたら魚は死んでしまいます。それくらい強力な毒物。この合成界面活性剤をいかに避けるかに注力するのが良いでしょう。

注意すべき成分

  • ラウリル・ラウレス硫酸Na
  • 硫酸エステルNa
  • ポリオキシエチレンアルキルエーテル
  • ソルタビン脂肪酸エステル
  • ヤシ油脂肪酸TEA液
  • 亜硫酸Na
  • アクリルアミド共重合体
  • 次亜塩素酸Na
  • 香料(全般)
  • フッ化Na(フッ素)
  • 蛍光増白剤
  • 酸化チタン
  • パラオキシ安息香酸エチル
  • サッカリンNa
  • リン酸。…etc

氷山の一角にも満たないほんの一部をあげてみました。(キリがないですからね)

要は基本的に…

意味不明なカタカナ+漢字、数字、ローマ字 で表記されているもの。

こういったものが内容成分表に記載されている数が少なければ少ないだけ安全性が高いと思っておけば良いでしょう。

シャンプー、リンス、石鹸その他色々あると思いますが、一番簡単なのが石けんを使うことです。成分表示がシンプルな「石けん素地」とかの無添加石けんです。それらは合成界面活性剤ではなく自然の界面活性剤なので、昔から存在していて生物が食べても飲んでも大丈夫なものなのです。

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とある島での「無添加石けん」の実験。驚きの結果とは?

福岡県の離島で、入浴や洗濯などに「無添加石けん」だけを使ってもらう実験が行われた。

島の住民140人に3ヶ月間、化学物質などを含む合成洗剤の使用をやめて無添加石けんのみ利用してもらった。

結果、島の下水処理場から海に放流される水に含まれる有機物が減り水質が綺麗になったそうです。実験前と比べて微生物の種類と量が増え、食べカスや皮脂といった汚れの分解も活発になったことがわかっている。

さらに島の住民は環境意識が高まり、環境問題に関心があると答えた人が実験前と比べ約20%も増えたそうです。実験期間終了後も島民の8割は継続して「無添加石けん」を使用するようになったという副次的な効果もあった。

140人が3ヶ月間使用しただけでこれだけの効果があったのだから、期間を長くしたり取り組む人数を増やしたりすれば、より大きな効果となるのは容易に想像できるでしょう。

水質汚染は産業排水が主な要因となっているイメージがありますが、近年は工場に対する規制強化により、水質汚染の主な要因は産業排水でなく生活排水が大きな比重を占めている。河川の水質は長期的にみて改善傾向にあるが、海域の水質は横ばいで推移しているそうです。

海の水質を改善する為、生活排水による汚染への対策を進める必要がありそうです。

一人ひとりのちょっとした行動が複利を生む

前述した実験では洗剤や石鹼を無添加のものに変えただけで大きな効果が生まれた。

ここからわかることは、一人ひとりの小さな意識、行動が未来を変えられるということです。

どうかもっと多くの人がそれに気が付いて欲しいです。

安価で汚れ落ちの良いものですから合成洗剤を使ってしまうのはわかります。石鹼やシャンプー1つにしろ、そういうものを変えていくのって抵抗ありますよね。(長年愛用しているものなら尚更) 

でも「安ければいい」「今さえよければいい」また「自分1人ぐらい気を付けていても何も変わらない」などと思ってそれを使い続けてきた結果が、今の「身近な製品は化学物質まみれで完全回避は不可能」といった状況を生み出してしまった要因の1つなのです。

まさに大衆の力。塵も積もればです。

なので逆もしかりで、塵積もの力で良い方へ向かわせるのもそれほど難しくないということです。

「シャンプーは変えられないけど石けんなら」とか「肌の為に洗濯洗剤だけは変えてみるか」とか「食事に関連するものだし食器洗剤だけでも変えてみるか」など、先ずはそんなちょっとしたことで良いのです。

「金だけ、今だけ、自分だけ」の思考では、同じ理念の企業を潤わすだけですし、環境も汚せば何より自身の健康を害します。結局巡り巡って割を食うのは我々自身なのです。

何事にも言えることですが、大それたことをする必要はなくちょっとずつで良いのです。

それが複利となって必ずや良い結果に結び付くでしょう。

ここまでお読み頂きましてありがとうございました。

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